# コントリビューションの功労を称える

### Title

コントリビューションの功労を称える

### Patlet

インナーソースのコントリビューションの後、その時間と努力に対してコントリビューターに感謝することは重要です。 このパターンは、コントリビューションを効果的に認めるだけでなく、コントリビューターや他の人たちのさらなる関与を引き出すためのガイダンスを提供します。

### 問題

プロジェクトにコントリビュートしてくれたインナーソースのコントリビューターに対して、どのように感謝の気持ちを表せばいいのでしょうか? 感謝の気持ちを伝えることを忘れてしまったり、十分な効果や誠意を示すための言葉や場所がわからなくなってしまったりすることがあります。 賞賛と感謝は、楽しさやコントリビューターとそのマネージャーのモチベーションを維持し、継続するための簡単で使いやすい方法です。 このパターンがあれば、簡単に実行でき、メッセージが明確かつ誠実に伝えることができるようになります。

### 状況

* あなたはインナーソースプロジェクトの [トラステッドコミッター](https://patterns.innersourcecommons.org/ja/trusted-committer) あるいはメンテナーです。
* あなたは、コントリビューターのコミュニティを大切にし、それを維持・発展させたいと考えています。

### 組織に働く力学

* あなたは忙しいので、賞賛や感謝のようなソフトタッチを忘れがちです。
* あなたは、人付き合いが苦手だったり、口下手だったりするかもしれません。
* 仕事への満足度やキャリア開発には、仲間からの評価が非常に重要です。

### ソリューション

他人から認められることは、誰にとっても気持ちの良いことです。 プロフェッショナルな場では、認知度の向上は、影響力や成長への道筋にもなります。 誰かがあなたのインナーソースプロジェクトにコントリビュートしたときはいつでも、誠実で適格な「ありがとう」の言葉でその人を認めてあげてください。

自明でないコントリビューション(すべてのコードコントリビューションと多大な時間的コントリビューション)に対しては、以下の方法でお礼を言いましょう。

(1) あなたがプロジェクト活動を組織しているチャットの場所 (例: *Slack*) で、その人の名前を呼びます。 その人が何をしたかを皆に知らせ、公に感謝します。

例 (意訳):

> みなさん、@andrew\.clegg が *rcs-viewer* を *hebo-client* の最新版 (<https://github.com/rcs/rcs-viewer/pull/81>) にアップデートしてくれました！ Andyさん、ライブラリを最新に保つ活動をお手伝いしていただきましてありがとうございます！！

(2) 彼らとそのマネージャー(cc'd)に、個人的にお礼のメールを送ります。 コードのコントリビューションでは、しばしばマージ通知メールを転送するだけでよい場合があります。

例 (意訳):

> Andy さん、先日はアップデートを手伝っていただきまして本当にありがとうございました！ Andy さんの活動の中で修正していただいた *rcs-viewer* は、おかげさまでより良いものになり、組織の皆さんがその恩恵を享受しています。 お忙しい中とは存じますが、このような配慮があるからこそ、RCSプロジェクトは会社全体のために機能しています。 改めまして、誠にありがとうございます！

### 結果の状況

このようなフィードバックは、コントリビューターに素晴らしい気持ちを残し、また貢献しようと戻ってくることにもつながります。 仲間の前でも、直属の上司の前でも、幅と深さの両方の側面の感謝の言葉を組み合わせることで、認めてもらうことができます。 またその上司は、他の直属の部下に同じことをするよう促す適切な状況を模索します。 さらに、インナーソースプロジェクトの意識は、以前はチームの使用とそれとの関わりを知らなかったかもしれないマネージャーにも広がります。

一つ注意点があります。 あなたの言葉は、彼らがしてくれたことに対して、あなたが心の中で感じている心からの感謝からきていることを確認してください。 褒め言葉も、その人のレベルに合わせて冗長になりすぎないようにしましょう。 やり過ぎると、不誠実で機械的な印象を与え、せっかく声をかけた意味がなくなってしまいます。

### 類似パターン

* *Just Say Thanks* ([*Fearless Change*](https://fearlesschangepatterns.com/)より)

### 事例

* Nike (multiple projects)

### ステータス

* Structured

### 著者

* Russ Rutledge

### 謝辞

* [Todd Lisonbee](https://github.com/tlisonbee) for encouraging to "keep it real".
* [Isabel Drost-Fromm](https://github.com/MaineC) for [this extra explanation](https://youtu.be/h3MPewsk5PU?t=357) of a "qualified" thank you.

### 翻訳の履歴

* **2022-06-06** - 翻訳 [Yuki Hattori](https://github.com/yuhattor)
* **2022-06-15** - レビュー [@hirotakatoya](https://github.com/hirotakatoya)
* **2023-06-18** - 最終更新
